ADHDの可能性が濃厚らしい(日記帳を兼ねて)

ADHDの可能性が濃厚だと診断されたので、自分の記録を兼ねてブログをつけてみようかと思いました。病状etc、参考になれば幸いです。過去のこととかも忘れないうちに書き留めておきたいなと。

Twitterという、危険な相談媒体

こういう投稿が多いからか、Twitter精神疾患関連の相談を受けることがたまにある。

別にそれ自体はなんら問題ない。

けど、最近はいろんな事情を考えて、一定程度の条件を満たさない場合、断ることにしています。なぜか。

 

それは、個人的に、あまりTwitterで相談する/されるが多くなると、相談者にとっても相談される人にとっても悪い影響が大きい気がしているからです。

 

それについて、相談されてから個別に断るよりも、一度いろんな人に見える場所でまとめた方がいろんなところに親切かなと思ったので、書いてみる。あと一度みんなにも考えてみて欲しいので。

 

1. Twitterで相談するということ

Twitterで人に精神疾患について相談すること」が孕んでいる危険性は、大きく分けて2つあると考えている。

(※ここで言う「相談」は、リプやDMで誰かに個人的にコンタクトをとって相談する行為のことであり、「誰か教えて〜」とツイートする行為は全然別です。)

 

A.専門性の不在

精神疾患ってもともと病院で専門家が対応にあたっているものなんですよね。この世にあまりに多すぎるのでたまに忘れるけど。

そして、一歩対応間違えると、人、死ぬんですよ。平気で。

別にSOSを専門家以外に出すこと自体はいいんだよ。全然いいんだけど、専門家でもない他人が100%面倒みきれるもんではないよって話。

 

あとは素人診断が危険になるケースもまああるんじゃないのかなって思う。心身ともに悲鳴あげてるのに周りが頑張らせちゃうとかね。

 

B.対価の不在

精神疾患ってもともと病院で専門家が対応にあたっているものなんですよね(2回目)。

つまり職業って形で金もらってやってるものなんです、本当は。それくらい対応する側は負担が重かったりする。

でもTwitterだと対価なしでリプやDMって形で気軽にいけちゃう。全然知らん人でもね。

 

さて、次はこの2つがどうまずいと私が考えているのか、相談者と支援者に分けて説明します。

 

2. 相談者が抱える危険性〜依存〜

相談者が抱える危険性は、端的に言うと「依存」かなって思います。

 

注目したい点はおもにBの「対価の不在」の方。

専門家に縋る場合はさあ、お金かかるし時間も決まってるから、ある程度自分の中で割り切れる。それにお金とってるから相手も確実に対応してくれるしね。

 

でも、SNSみたいな「コミュニケーションサービス」だと、まず「リプ/DMを送った時点で、返事が返ってくるはず」って期待することが多いよね。でも、「リプ/DM送ったのに返事がこない」ってなったら?

結構不安になりませんか?

しかも相手も対価もらってるわけじゃないので、応答義務もない。確実に対応してくれるわけじゃ全くない。

 

この、期待や不安で揺れる感じが割り切れなさを生んで、相談者をぼろぼろにしていくような気がするんですよね。何回かそういうケースも見てるし。

 

無論、Aの「専門性の不在」が相談者にとって危険なのは言うまでもないと思います。

 

3.支援者が抱える危険性〜疲弊〜

説明する必要ないですね。疲れる。それだけです。

 

あとは共依存ずぶずぶとかも普通に怖い。共依存っていうのは、端的に言うと「相談される自分」みたいなもので自分を支えてしまうことで、何が危険って、支援者もぶっ壊れるし相談者が相談しなくなると支援者が不安になってしまって、純粋に相談者の幸せを願えなくなっちゃったりする。

そうするとどっちも人生犠牲にしちゃうからね。しんどいよ。

 

4.じゃあどういう条件で引き受けているのか

ここまで読んだあなた。

 

「そんなこと言われたら怖くて相談できねえじゃねえかよ!!!!」

 

はい。ごもっともです。ごめんね。

でもやっぱり、基本は専門家(精神科医やカウンセラー)に行った方がいいと思う。素人、それもTwitterで知り合っただけの人をずっと頼りっきりにするのは危険だよ。相談者にとっても支援者にとっても、あんまりメリットはない。

 

ただ、こういう条件を満たした場合、Twitter上の非専門家でも相談した方がいいと思います。というか、これのどれかを満たした場合の相談は無下に断ったりしないので、なんかあったら声をかけてほしい。

 

①リアルの友人

もちろんおけ。私も普段から相談に乗ってもらってるしね。リアルの友人はよほどのことがない限りなんとなく対価を提供し合っていることが多いし、複数人でのコミュニケーションを取ることも多くて、なんかあったときに共通の知人に助けてもらうこともできるから、そんなにやばいレベルでずぶずぶになることは多くない。そういう意味でのリスクはだいぶ低いと思う。

ただ、友人だとしても、もし行ってなくて状況がやばそうなら精神科を勧めはする。

 

②どうやって専門家にかかればいいのかわからない場合

わかるよその気持ち〜〜〜〜〜!!!最初に行くの結構しんどいんだよね。

どこにかかったらいい?どうやって予約とったらいい?何を持って行ったらいい?みたいな、最初の一歩にかかる不安がある場合は、些細なことでもぜひ相談してもらえたら嬉しい。知ってる範囲で返事するし、わからないことは一緒に調べて応答します。

 

③どこかで吐き出さないと死にそうな場合

多分何もコメントできないけど、ただ聞いてほしい、聞いてもらわないとどうにかなっちゃいそう、ってときはいつでも聞きます。

ただ、友人ではない人が相手の場合、本当に聞くしかできないと思う。だって素性知らんもん、無責任なことはそうそう言えん。

 

④なんもわからん!!!みたいな混乱状態の場合

まず質問とか相談の形すら取れない場合ね。こういう場合も、適切な質問・相談ができるようになるまで話を聞くことはできるよ。

まぁ、質問・相談の体をなしたら専門家にかかりなね、ってことになるけど……

 

 

以上。長文失礼しました。

ちょっと脅しっぽくなっちゃってるところもちょいちょいあって申し訳ないけど、多分、みんな少し真面目に考えた方がいいと思うの。取り返しつかなくなる前に。